フィードフォース、ソーシャルログイン利用状況調査2019を発表 ~過去1年間で最も多く利用されたのはLINEログインが56.1%で初のトップに~

公開日:
2019
2
26
最終更新日:
2019
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26

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2023.02.21
ソーシャルログイン利用状況調査2022を発表!スマートフォンではLINEログイン、PCではYahoo! JAPANログインの利用が最多

株式会社フィードフォース(所在地:東京都文京区、代表取締役:塚田 耕司、以下「フィードフォース」)は、ソーシャルログイン/ID連携サービス「ソーシャルPLUS」を導入したサイトにおいて、LINE・Yahoo! JAPAN・Facebook・Twitter・Googleの5種類のアカウントを対象に、過去1年間(2018年2月~2019年1月)のソーシャルログイン利用状況調査を実施しました。
調査の結果、過去1年間で最も多くソーシャルログインに利用されたアカウントは、LINEログインが56.1%でトップとなり、2018年調査時と比較して約2倍に上昇しました。*1

【調査概要】・ソーシャルPLUSを導入している全サイトを対象に、2018年2月~2019年1月の期間で実施。該当期間のソーシャルログインの利用回数は3,008万回、利用ユーザー数は955万人。

過去1年間で最もソーシャルログインに利用されたアカウントはLINEが56.1%でトップ。
ソーシャルログインを利用するデバイスの割合はモバイルが約9割を占める。


ソーシャルログイン利用状況調査2020:図表1
(図表1)

今回、ソーシャルPLUSを利用してLINE・Yahoo! JAPAN・Facebook・Twitter・Googleのいずれかのソーシャルログインを実装している全サイトを対象に、過去1年間(2018年2月~2019年1月)のソーシャルログインの利用状況を調査した結果、ソーシャルログインを利用したユーザーのうち、LINEのアカウントを利用する割合が56.1%でトップとなりました。続いてYahoo! JAPANが18.4%、Twitterが10.7%、Facebookが8.9%、Googleが5.9%となっています(図表1)。

前回の2018年調査時の結果*2 ではYahoo! JAPANが32.5%でトップでしたが、その後の1年間でLINEがトップに躍り出る結果となりました。


ソーシャルログイン利用状況調査2020:図表2
(図表2)

また、ソーシャルログインを利用するデバイスの割合では、モバイルが89.5%、PCが10.5%という結果になりました(図表2)。

ソーシャルログインをモバイルで利用する割合は、2018年調査時の82.6%という結果*3 と比較して、今回の調査結果では6.9ポイント増加しています。モバイルシフトに伴い、ソーシャルログインがモバイルで利用される機会はますます広がっています。


PCではヤフーログインを利用する割合が半分以上。モバイルではLINEログインの利用割合が61.6%でトップに。


ソーシャルログイン利用状況調査2020:図表3
(図表3)

ソーシャルログイン利用状況調査2020:図表4
(図表4)

ソーシャルログインで利用するアカウントの割合をデバイス別に見ると、PCにおいてはYahoo! JAPANのアカウントを利用する割合が50.6%と半分以上を占めています(図表3)。
一方モバイルにおいては、LINEのアカウントを利用する割合が61.6%で最も利用されており、続いてYahoo! JAPANが14.6%という結果となりました(図表4)。


直近2ヶ月間で、5種類のソーシャルログインをすべて実装しているサイトにおいて特に多く利用されたのはLINEログインとヤフーログイン。


2017年以降、ソーシャルログインの中では後発であるLINEログインの利用ニーズが高まってきましたが、2018年以降もその傾向は続いていることが伺えます。
そこで今回は最新のトレンドとして、LINE・Yahoo! JAPAN・Facebook・Twitter・Googleの5種類のソーシャルログインをすべて実装しているサイトのみを対象に、直近2ヶ月間(2018年12月~2019年1月)のソーシャルログインの利用状況を調査いたしました。


ソーシャルログイン利用状況調査2020:図表5
(図表5)

調査の結果、ソーシャルログインで利用するアカウントの割合は、LINEが42.6%でトップとなり、続いてYahoo! JAPANが35.4%、Facebookが8.9%、Googleが8.4%、Twitterが4.7%となりました(図表5)。前回の2018年調査時の結果*4 と比較してLINEは9.7ポイント減少するも利用割合はトップを維持し、Yahoo! JAPANは前回よりも11.1ポイント増加しておりソーシャルログインにおいては引き続き利用されやすいアカウントであることが伺えます。

LINEは国内の月間アクティブユーザーが7,900万人を超え*5 、Yahoo! JAPANはスマートフォンの月間アクティブユーザーが6,050万人*6 となっており、ソーシャルログインに利用できるアカウントの選択肢が5種類ある中でも、多くのユーザーが日頃スマートフォンで利用しているLINEやYahoo! JAPANのアカウントをソーシャルログインでも利用する機会が多いと考えられます。

また、ソーシャルログインはこれまで「新規会員登録率の向上」や「再ログイン時の利便性向上」を目的に企業が運営するサイトに導入されることが多い状況でした。そうした中、2016年に企業が運営するLINEアカウントと連動するLINEログインがリリースされたことを機に、「LINEログインでID連携と友だち追加を促進し、顧客にOne to Oneメッセージを配信したい」という企業のニーズが徐々に高まっていきました。特に2017年以降はLINEログイン実装サイト数が大きく増加し、同時に利用ユーザー数も大きく伸びていきました。

また、ユーザーはLINEログインを通じてID連携を行うことで、自分にとっても最適化された情報をLINEのメッセージでタイムリーに受け取ることが可能になります。ユーザーにとっての利便性においてもメリットがあることから、今後もLINEログインの利用機会は拡大していくことが予想されます。


*1~3: ソーシャルPLUSを導入しているサイトのソーシャルログイン利用状況調査(2018年2月実施)
*4:
ソーシャルPLUSを導入しているサイトのソーシャルログイン利用状況調査(2018年2月実施)において、2017年12月~2018年1月の間に5種類のソーシャルログインをすべて実装しているサイトにおける利用状況を調査した結果より。
*5: LINE株式会社「LINE公式アカウント 2019年4月-2019年6月 媒体資料_ver1.0」より
*6: ヤフー株式会社「Yahoo! JAPAN媒体資料<2018年12月改訂版>」より

ソーシャルログイン/ID連携サービス「ソーシャルPLUS」について

「ソーシャルPLUS」は、ソーシャルログイン機能を既存のWebサイトに簡単かつ安価に導入できるサービスです。LINEやFacebook、Yahoo! JAPAN、楽天など、複数のプラットフォームに対応しています。

また「ソーシャルPLUS」のLINEログインオプションは、企業のLINEアカウントと連動するLINEログインをはじめ、自動友だち追加機能やMessaging API等、LINEを活用した顧客とのOne to Oneコミュニケーションに必要となる各種機能の導入にも対応しています。

さらに「ソーシャルPLUS」が提供するメッセージマネージャーでは、特定のユーザーに対し、ブラウザ上の操作で簡単にメッセージの送信が可能で、通常のLINEのように1:1でトークする事が可能となる「カスタマーサポート」機能も提供しています。顧客からの問い合わせや予約受付といった個別対応に活用でき、ユーザーの利便性が大きく向上します。

・ソーシャルPLUSについて https://www.socialplus.jp

※LINEログインオプションとして提供していた機能は、現在ソーシャルPLUSの基本のサービス範囲として提供しております。

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