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ソーシャルログイン利用状況調査2021 | ソーシャルログイン・LINEのCRM活用サービス「ソーシャルPLUS」自社調査

公開日:
2022
3
10
最終更新日:
2022
3
10

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2024.02.27
ソーシャルログイン利用状況調査2023を発表!LINEログインの導入サイト数が過去最多に 利用回数でもLINEログインがトップ

株式会社ソーシャルPLUS(所在地:東京都文京区、代表取締役:岡田 風早)は、ソーシャルログイン・LINEのCRM活用サービス「ソーシャルPLUS」を導入したサイトにおいて、LINE・Yahoo! JAPAN・Google・Facebook・Twitter・Appleの6種類のアカウントを対象に、2021年1月1日~2021年12月31日のソーシャルログインの利用状況を実施しました。

ソーシャルPLUSを導入したサイトにおけるソーシャルログイン利用ユーザー数は、2019年調査時から約2倍に増加し、2664万人になりました。また、2021年で最も多くソーシャルログインに利用されたアカウントはLINE(76% / 2019年比+10ポイント)で、特にスマートフォンでの利用が大きく伸びる結果となりました。

調査概要

※本レポートの調査前提※

2019年から2021年にかけて、ソーシャルログインの利用ユーザー数は約2倍に


2019年から2021年にかけて、ソーシャルログインの利用ユーザー数は約2倍に | ソーシャルログイン利用状況調査2021

ソーシャルPLUSを導入したサイトにおけるソーシャルログイン利用ユーザー数は、2019年調査時から約2倍に増加し、2664万人になりました。

2021年最も利用されたのはLINEログイン

図1:2021年1月~2021年12月のソーシャルログイン利用状況(ユーザー数の割合)| ソーシャルログイン利用状況調査2021
図1:2021年1月~2021年12月のソーシャルログイン利用状況(ユーザー数の割合)

2021年最も利用ユーザー数が多かったのはLINEログインで、全体ユーザー数の76%を占めました。続いてYahoo! JAPANが8%、Twitterが8%、Googleが5%、Facebookが2%、Appleが1%となりました(図1)。

図2:ソーシャルログイン利用ユーザー数推移(2019年~2021年)| ソーシャルログイン利用状況調査2021
図2:ソーシャルログイン利用ユーザー数推移(2019年~2021年)

2019年調査時もLINEログインが65%でTOPでしたが、2021年はさらに11ポイント伸びる結果となっています(図2)。そして、今回の調査から集計対象に加わった「Appleでサインイン」は、2020年に始まった比較的新しいソーシャルログイン。じわじわと利用ユーザー数も増えてきているので、2022年の動向にも注目です。

6種実装サイトで最も多く利用されたのはLINEログイン(32%)

6種類のソーシャルログイン(LINE・Yahoo! JAPAN・Google・Facebook・Twitter・Apple)を全て実装しているサイトを対象に、2021年のソーシャルログイン利用状況も調査しました。

図3:6種実装サイトでのソーシャルログイン利用ユーザー数  | ソーシャルログイン利用状況調査2021
図3:6種実装サイトでのソーシャルログイン利用ユーザー数

調査の結果、6種実装サイトにおいてソーシャルログインに利用するアカウントの割合は、LINEが32%、続いてYahoo! JAPANが30%、Googleが18%、Appleが9%、Facebookが7%、Twitterが4%となりました(図3)。LINE・Yahoo! JAPAN・Googleを中心に幅広く利用されています。

Appleも既にFacebook・Twitterのユーザー数を上回るなど、じわじわと利用され始めている様子が伺われます。現時点でAppleでサインインに対応しているサイトは、iOS版アプリにおいてソーシャルログインを活用する目的で導入していることも多く、iPhoneユーザーにとっては生体認証で利便性の高いソーシャルログインとして、今後シェアを伸ばしていく可能性もあります。

5種実装サイトで最も多く利用されたのはLINEログイン(57%)

続いて、比較的新しいソーシャルログインである「Appleでサインイン」以外の5種類のソーシャルログイン(LINE・Yahoo! JAPAN・Google・Facebook・Twitter)を全て実装しているサイトを対象にした利用状況も調査しました。

図4:5種実装サイトでのソーシャルログイン利用ユーザー数 | ソーシャルログイン利用状況調査2021
図4:5種実装サイトでのソーシャルログイン利用ユーザー数

調査の結果、5種実装サイトでソーシャルログインに利用するアカウントの割合は、LINEが57%、続いてYahoo! JAPANが21%、Googleが17%、Facebookが3%、Twitterが2%となりました(図4)。

デバイス別では、スマートフォンでの利用が9割以上
2019年比での伸び率は197%


図5:デバイス別のソーシャルログイン利用状況 | ソーシャルログイン利用状況調査2021
図5:デバイス別のソーシャルログイン利用状況

デバイス別では、スマートフォンからの利用ユーザーが全体の94%を占める結果となりました(図5)。2019年調査時のシェアは92%でしたが、2021年はさらに2ポイント増えており、スマートフォンでの利用シーンがますます増えていることが分かりました。

図6:デバイス別の利用状況推移(2019年~2021年) | ソーシャルログイン利用状況調査2021
図6:デバイス別の利用状況推移(2019年~2021年)

2019年との推移で見ても、スマートフォンでの利用ユーザー数が約2倍に増えています。
また、PCでの利用ユーザー数も約1.5倍に増えており、PC・スマートフォン双方でソーシャルログインの利用ユーザー数が伸びる結果になりました。

続いて、「スマートフォン・PCそれぞれでよく使われるソーシャルログイン」はどのような結果になったのかみていきましょう。

スマートフォンではLINEログインの利用ユーザーがさらに増加し、約2倍に

図7:スマートフォンでのソーシャルログイン利用状況推移(2019年~2021年) | ソーシャルログイン利用状況調査2021
図7:スマートフォンでのソーシャルログイン利用状況推移(2019年~2021年)

スマートフォンではLINEがさらに大きくのびました。

スマートフォンでのLINEログインは、

等々の特性があるため、特にLINE公式アカウントでのCRM活用を念頭に置くサイトを中心に導入・活用が進んでいます。

PCでは、Yahoo! JAPAN・Googleログインを中心に幅広く利用

図8:PCでのソーシャルログイン利用状況推移(2019年~2021年) | ソーシャルログイン利用状況調査2021
図8:PCでのソーシャルログイン利用状況推移(2019年~2021年)

PCでは、Google・Twitterがシェアを微増させる一方、Yahoo! JAPAN・Facebookは微減する結果となりましたが、幅広く使われている様子が見て取れます。自社ユーザーの特性に合わせて、最適なソーシャルログインを導入するのが引き続き重要となってくるでしょう。

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実際にソーシャルログインの導入を検討したい!という方は、ぜひこちらの記事も合わせてご一読ください。

ソーシャルログインを取り巻く状況2021 まとめ

ソーシャルログインは、新規会員登録や再ログインの利便性向上を目的に、企業が運営するサイト(主に会員登録があるもの)に導入されることが多いですが、2016年に企業のLINE公式アカウントと連動するLINEログインがリリースされて以来、「LINEログインでID連携と友だち追加を促進し、顧客にOne to Oneメッセージを配信したい」「LINEを顧客接点として、より良いユーザー体験の構築に繋げたい」という企業ニーズが年々高まってきています。

また、Webマーケティングを取り巻く状況としては、SafariやChromeにおいて「広告利用目的でのサードパーティCookieの利用停止」 といった動きも進行しており、「なるべく早いタッチポイントから会員化を促進し、IDベースでのマーケティング・関係構築を行う」ことの重要性は、今後さらに高まると予想されます。その手段としても、会員登録フォームの入力コストを下げつつ、ユーザーが利用しているプラットフォームのIDと自社会員IDを連携させ、継続的なコミュニケーションを可能にするソーシャルログインは、ますます注目を集めていくでしょう。

いずれにせよ、ソーシャルログインを単なる機能として捉えるのではなく、いかに顧客にとって利便性の高いサービス提供に繋げるかが重要です。弊社ソーシャルPLUSには、2012年からソーシャルログイン導入を支援してきた実績があります。サイト状況に応じたソーシャルログインの設計フォロー、利用されるための導線整備などもサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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