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「ソーシャルPLUS」LINEログイン 導入事例インタビュー

大学生の意欲に合わせた施策は試行錯誤の連続。逆求人型の就活サービス「dodaキャンパス」が実践するLINE活用の裏側

dodaキャンパス|株式会社ベネッセi-キャリア

「dodaキャンパス」は、学生が自身の努力や学び・経験などを登録しそれを見た企業が学生にインターンシップや採用選考のオファーを送ることができる「オファー型就活サービス」です。2023年5月時点で991,000人とたくさんの学生が登録をしています。

dodaキャンパス 公式サイト:https://campus.doda.jp/

インタビュイー

株式会社ベネッセi-キャリア
dodaキャンパス事業本部 DR開発部 プロダクト企画課
野牧 理沙 様

LINE活用の目的

ソーシャルPLUS(LINEログイン)導入の目的

LINEで実施している施策

効果

学生はメールをほぼ使わない。だからこそ普段使うLINEでコミュニケーションを。

ー 「dodaキャンパス」における野牧様のご担当領域を教えてください。

dodaキャンパスは、大学1年生〜4年生を対象にした逆求人型の就活支援サービスです。

学生ユーザーは「キャリアノート」と呼ばれるポートフォリオに、学校名や専攻、卒業予定などの基本情報や、経験・スキルなどを登録しておきます。企業は学生のキャリアノートを見て、自社のターゲットに合った学生に直接オファーを送り、学生がオファーを承諾すると学生と企業の採用担当者が直接コミュニケーションを取れるようになります。

私は企画課に所属しており、学生向けのサービスの企画とCRMを担当しています。
KPIはオファー承諾数です。あわせて、キャリアノートの入力率を高めながら、MAUを伸ばしていくことを目指しています。

ー いかにアクティブにサービスを利用していただき、オファーを承諾してもらえるかが鍵になるのですね。その中で、LINE公式アカウントを活用しようと考えた経緯を伺いたいです。

dodaキャンパスのユーザーとなる学生の方々は、メールアドレス自体持っていない、というケースが少なくありません。大学から発行されるメールアドレスはかろうじて持っていても、ほとんど見ていなかったり……。

そこで、学生が普段から使っているLINEでコミュニケーションを取ることができないか?と考え、LINE公式アカウントの活用を検討しました。

ー なるほど!今の学生の方々は、メールはもうほとんど使わないんですね。だからこそLINEの方が連絡手段として有効だと。

大学3〜4年生など就職活動が本格化している学生であれば、企業とのやり取りで必要ということもあり、自ずとメールを使うようになるのですが、その頃には大量の就活情報が届くようになり、メルマガのようなものだとなかなか開封されなくなってしまいます。

卒業年度や会員情報に応じたセグメント配信を行うために、LINEのID連携が必須だった。

ー 大学生を対象にLINEを活用するにあたって、特に考慮したことはありますか?

新卒採用の業界では、卒業年度ごとに施策を打つことが基本になるので、LINE公式アカウントにおいても、当初から一斉配信ではなく卒業年度ごとのセグメント配信を行いたいと考えていました。

LINE公式アカウントに友だち追加していただいただけでは、その友だちがいつ卒業予定なのか?という点がわからず、効果的な施策が打ちにくいです。
実は、LINE公式アカウント自体は以前から開設していたのですが、ほとんど活用できていなかった理由もこの点にあります。

ー LINE公式アカウントの運用を本格化するにあたり、まずは友だちの卒業年度の把握が必須だったのですね。

はい。また、将来的にはID連携した学生にLINE公式アカウントで情報発信だけでなく、オファーの通知等も行っていきたいという構想がありました。

卒業年度に応じたセグメント配信と、オファーの通知など1to1メッセージの配信。その双方を実現するには、LINE公式アカウントの友だちとdodaキャンパスの会員を紐付けるLINEのID連携が必要でした。

利用意欲が高いアクティブな学生を中心に、LINEログインでID連携を促す導線を用意。

ー ID連携はどのように促進していますか?

現在dodaキャンパスでは、LINEログインを会員登録フォームには置いておらず、会員登録の完了ページ上でID連携を促す目的で導入しています。

会員登録完了ページ上に「LINEでオファーの通知を受け取れる」という利便性を訴求したポップアップを表示して、興味を持っていただいた会員の方にはLINEログインを利用してID連携と友だち追加を行っていただいています。

ー 会員登録フォーム上には、あえてLINEログインボタンを置いていないんですよね。

実は、当初は会員登録フォームにもLINEログインを設置し、LINEアカウントの情報を活用した会員登録と同時にID連携や友だち追加が完了できるようにしていたのですが、かえって会員登録の離脱が増えてしまったんです。
この結果は、会員登録フローの特性による部分もあると思います。

dodaキャンパスの場合、会員登録の際にはメールアドレスなどLINEログインで取得できる情報以外に、卒業年度や大学名などプラスアルファで情報の入力が必要です。そこでLINEログインの認可画面が間に入ると、フォームの入力途中で離脱しやすいという側面があったと考えられます。

ー なるほど…。会員登録フォームの項目が多岐に渡るという特性を鑑みて、LINEログインを会員登録導線から外したんですね。

そうなんです。まずは途中離脱しにくい登録フローで確実に会員登録を完了していただくことを優先し、会員登録後にLINEログインで友だち追加とID連携を促す方向に変更しました。

ただ、ID連携数はさらに増やしていきたいというのが本音です。dodaキャンパスではセグメント配信のみ行っており、ID連携数がメッセージの配信数に直結するため、ID連携数をさらに増やす方法は現在も試行錯誤しています。

ー 会員登録後の導線以外で、ID連携数を増やすためにはどのような工夫をされていますか?

LINEのID連携をした学生限定で、自己PR添削サービスを無料で利用できるキャンペーンを実施しました。
あとは、ID連携をしていない友だちに絞ってID連携することのメリットやID連携のやり方をメッセージで配信し、ID連携を促しています。

どんな付加価値があれば学生にとって魅力的になるか?それを考え試し続けていくことが、ID連携数の増加に繋がっていくと思っています。

就活生のメールボックスは戦場!LINEでオファーの未読通知を配信したことでオファーの開封率が改善。

ー ここからは具体的にLINE公式アカウントでどんなメッセージ配信をしているかお伺いしたいです。特に、オファーをいかに開封してもらえるか?がポイントになると思いますが、どんな工夫をされていますか?

就活中の学生の場合、就活関連のサービスは複数のものを併用しているケースが多いです。

そうすると、様々なサービスから様々なお知らせが届くので、学生が受け取るメールの量は凄まじいことになるんです。

ー 確かに、就職活動のピークとなれば、企業からの重要な連絡を含めかなり多くのメールが届くことになりますよね…。

はい。dodaキャンパスでも、メールで未読のオファーがあることはお知らせしていますが、やはり埋もれてしまい開封されない、ということがあります。

企業は基本的に平日にオファーを出すので、平日のうちに動いたオファーの未読通知を週末にLINEで配信して、オファーの見落としを防ぐようにしています。

ー 未読オファーの通知をLINEで配信した効果はいかがでしたか?

LINEで配信したことで、オファーが開封されやすくなった効果を感じています。
具体的には、未読オファーがあったLINE連携学生の開封率が約10%改善されました。

これまで未読のオファーがあることに気が付かず開封していなかった学生が、オファーを開封してくれるようになったことで、オファー承諾率の向上にもつながっていくと考えています。

ー どんなに意欲が高くても、メールだけでは見落としてしまうこともある…そこにLINEを取り入れることで、通知に気付いてもう確率を高めることができているのですね。

あと、LINEで配信したメッセージはクリックされやすいんですよね。メールだと開封はされてもクリックされない、という傾向があるのですが、LINEだと開封してクリックまでされやすいです。

LINEで配信したメッセージの平均CTRはメールのCTRと比べて30〜40倍高く、人気コンテンツだとさらに伸びることもあります。
メールと比べるとLINEのCTRは圧倒的に高いことから、学生とLINEの親和性の高さが伺えます。

もちろん、配信対象の母数はメールの方が多いという側面はありますが、メールに加えてLINEというコミュニケーション手段を持つことで、重要な通知が目に触れる機会をより増やせるというメリットを感じています。

LINE活用は試行錯誤の連続!可能性がある施策はどんどん試すのが大切。

ー 未読オファーの通知以外には、どんなメッセージを配信していますか?

基本は卒業年度ごとに分けてメッセージを配信しており、特に就職活動を積極的に行う大学3年生向けには週1で配信しています。

頻度に関しては、あまりに間があくと開封されなくなっていくので、定期的に送ることを意識しています。送りすぎても嫌がられるし、あまりに送らないと「たまにくるやつ」程度の認知になってしまうので…。

内容としては、就活セミナーの告知や人気コンテンツを定期配信しており、メルマガで配信しているものの一部をLINEでも取り上げて配信していることが多いです。

ー メルマガとは違う工夫でいくと、どんな点を意識されていますか?

メルマガでは一度の配信で情報量を多く盛り込めて充実させられる一方、それぞれの情報が埋もれてしまうことがありますが、LINEでは1メッセージに1コンテンツを基本にしてわかりやすくなるよう心がけています。

イベントのお知らせはカードタイプにしたり、リッチメッセージとテキストメッセージを組み合わせたり、より視認性を高めながらコンテンツを分かりやすく訴求できるのがLINEの強みだと思っています。

ー LINEで配信してみて、特に反応がよかったコンテンツはありますか?

特に反応が良いのはセミナーのお知らせです。メルマガで何万人に送った時よりも、LINEで数千人に配信した時の方がセミナーの予約が入るんです。

本当に情報を欲しがっている学生がLINEを使っていて、メッセージを見ていると言えます。

ー メッセージ配信以外にも、LINEを活用して行った施策があれば教えてください。

リッチメニューは会員向けと非会員向けでタブを分けました。会員と非会員では導線が全然違うためです。

非会員向けには会員登録を促す訴求をメインにして、会員向けには会員メニューに簡単にアクセスできるようにしています。リッチメニューによって、LINE公式アカウントを通じたサービス利用がわかりやすく便利になった効果があると感じています。

LINE公式アカウントは、本当に機能が豊富です。まだ使いこなせていない機能もあると思うので、有効活用できそうなものはどんどん試していきたいです。

例えば、友だち追加した際のあいさつメッセージでアンケート機能を使い、卒業年度を回答してもらうようにし、回答結果からオーディエンスを作ってメッセージを配信するといった活用も試していきたいと思っています。

ー なるほど!アンケートとオーディエンスの組み合わせはいろいろと応用ができそうですね。

そうですね。ソーシャルPLUSさんはLINE公式アカウントのアップデート情報や新機能の情報を定期的に送ってくださるので嬉しいです。

活用のアイデアに関しては、社内の別部署でもLINE公式アカウントを活用しているチームがあるので、お互いのノウハウを共有したりしながら、有効活用できる方法を日々模索していたりもします。

LINEを通じて、学生にとって魅力的なサービスの提供を目指す。

ー 最後に、今後の展望を教えてください。

dodaキャンパスとしては、LINE公式アカウントは大学生との親和性も高く、オファーの開封率を最大化する上で重要なチャネルだと認識しています。
ただ、全体の会員数に対するID連携数はまだ少ないので、効果のインパクトが出しきれてないという点は今後の課題です。

LINE公式アカウントをもっと有効活用する上では、とにかく学生にとっての魅力付けが鍵になると思っています。ID連携や友だち追加を促すにしても、そこに明確なメリットや利便性がないと学生は動いてくれません。

ここからもう一段階LINEを使いこなしていくために、今後もソーシャルPLUSさんにアドバイスをいただきながら、より学生の意欲に寄り添ったLINE活用を推進していきたいです!

ー もちろんです!今後も新しい活用方法をご提案いたしますので、ぜひ一緒にやっていきましょう。本日は貴重なお話をありがとうございました。

※この記事の内容は、2023年10月に実施したオンラインインタビューに基づいて作成しました。

※記事の内容は掲載時点のものです。

※記事内に掲載した効果数字はベネッセi-キャリア調べです。

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