2023.02.21
ソーシャルログイン利用状況調査2022を発表!スマートフォンではLINEログイン、PCではYahoo! JAPANログインの利用が最多
株式会社ソーシャルPLUS(所在地:東京都文京区、代表取締役:岡田 風早)は、ソーシャルログイン・LINEのCRM活用サービス「ソーシャルPLUS」を導入したサイトを対象に、LINE・Yahoo! JAPAN・Google・Facebook・Twitter・Appleのソーシャルログインの導入状況を調査しました。本レポートでは、
などをランキング形式でまとめます。ソーシャルログインの導入検討にご利用くださいませ。
※本レポートの調査前提※
※各プラットフォームの月間アクティブユーザー数の参照元
ソーシャルPLUSで最も多く導入されたのは、6種のソーシャルログインの中から「LINEログインのみ」という結果になりました。内訳はECサイトが65サイトで最も多く、保険・ガス・教育サービスなどのマイページや、レジャー・予約サイト、求人サイト等、幅広く導入されています。
LINEログインは「LINE公式アカウント」との連携活用を主眼に導入されることが多いため、あえてソーシャルログインもLINEのみに絞る形で活用を推進しているケースが多くあります。
◆LINEログインとLINE公式アカウントの連携活用イメージ
新規会員登録時にLINEログインを利用
↓
会員登録と同時に友だち追加・ID連携が完了
↓
EC側のデータを元に、LINE公式アカウントからメッセージ配信
LINE公式アカウントやサイトから1タップでログイン
店頭QRコード等からも、フォームアシストを利用してスピーディーに会員登録が完了できるため、「実店舗・ECのお客様情報を連携して、効果的なCRM施策を行いたい」というニーズでの導入事例も、ますます増えてきています。
続いて第2位は、2020年に新しく登場した「Appleでサインイン」を除いた5種のソーシャルログインを全て実装しているパターンでした。内訳はECサイトが27サイトで最も多く、予約サイトや会員限定サービスの登録・ログイン導線等に広く採用されています。
実際にソーシャルPLUSで5種のソーシャルログインを導入しているサイトでの利用ユーザーの割合を見ると、LINEが57%、続いてYahoo! JAPANが21%、Googleが17%、Facebookが3%、Twitterが2%という調査結果も出ています。
ソーシャルログインできるアカウントを多くすることで、年齢や利用デバイスを問わず、ユーザーが普段よく利用するアカウントを選びやすくなる一方で、「前回どのアカウントでログインしたっけ?」という悩みも出てきがちです。
「前回のログイン」を強調表示するなどの工夫を加えると、より便利にソーシャルログインをご利用いただけるようになるでしょう。
Shopify Plusで弊社サービスをご利用いただくと、強調表示機能も開発無しで実装できます。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000071307.html
続いては、「LINE・Yahoo! JAPAN・Google・Facebook・Twitter」の5種からTwitterを抜いた形の実装パターンがランクインしました。
Twitterは匿名・複数アカウント所持も多いプラットフォームということもあり、ソーシャルログイン時のフォームアシストにはあまり活用できないことから、氏名や住所等のフォームアシストを期待して導入する際には採用しないというケースがあります。
続いては、LINEとYahoo! JAPANログインに絞った形の実装パターンがランクインしました。
国内でのMAUで見ても、LINE9,000万人、Yahoo! JAPAN8,400万人と多いだけでなく、若年層を中心にスマートフォンでよく利用されるLINEログインと、30代以上の世代を中心にPCでもよく利用されるYahoo! JAPANを組み合わせることで、ソーシャルログインの種類を絞りながら対象ユーザー範囲も広くカバーできるという意図で導入されるケースが多いです。
PCでは、Google・LINEがシェアを微増させる一方、Facebook・Yahoo! JAPANは微減する結果となりましたが、幅広く使われている様子が見て取れます。自社ユーザーの特性に合わせて、最適なソーシャルログインを導入するのが引き続き重要となってくるでしょう。
~自社サイトのニーズに合った組み合わせで、利便性の高いユーザー体験を~
ソーシャルログインには、「サイトごとに個別のID・パスワードを覚えていなくてもいい」等のメリットがありますが、サイトを訪れるユーザーにとってどういった形で提供するのが最も便利か?新規会員・既存会員向けの導線はどうするか?LINE公式アカウントとの連携活用は検討するのかどうか?等、様々な検討事項をユーザー目線で考えてこそ、その真価を発揮することができます。
などを分かりやすくまとめた記事を公開しているので、ぜひこちらも併せてご参照ください。
解説記事
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